地域主権型道州制を導入することで、どのような変化が期待されるのだろうか。 ひとつは、日本経済の底上げである。日本経済の停滞が続いているため、疲弊する地方だけでなく、一極集中でこれまで唯一繁栄してきた東京の国際的地位やブラ [...]
3.地域主権型道州制を
明治維新以来続いてきた中央集権的な国家の統治システムから、地域が自己責任と独自の判断に基づいて政策を展開していく地域住民主体の体制へと根本的に変えていくため、「地域主権型道州制」の導入を提案したい。 地域主権型道州制とは [...]
2.地方自治体の「租税権」回復を
このように地方分権改革が一進一退を繰り返しているのは、国と地方の財源問題や地方自治体への重要権限の委譲を先送りにして進めてきたところに大きな問題がある。依然、これらの権限や財源は、中央集権体制を維持したい中央官庁に握られ [...]
1.一進一退の地方分権改革
人、モノ、金、情報が不足していたかつての日本は、明治維新以降、わずかな資源を効果的かつ効率よく活用していくため、政府を中心とした中央集権体制を構築してきた。戦後日本は、首都圏に主要企業など経済・産業資源を集中させ、国が基 [...]
4.国会議員の定数削減を
こうした選挙制度改革とセットで、国会議員の定数削減も進めていくべきである。選挙制度改革なしに比例代表区の定数削減で行えば、一票の格差が比較的小さく、死票も少ない比例代表制の利点が損なわれる可能性が高いからである。 国会議 [...]
3.いまこそ選挙制度改革が必要
選挙制度の見直しは、多様な国民の声を反映する選挙制度を前提に、1票の格差を小さくし、有権者にとってわかりやすい選挙制度にしていくことが重要である。 まず衆議院選挙は、小選挙区制と比例代表制を並行して行う小選挙区・比例代表 [...]
2.構造的問題を抱える参議院の1票の格差
また、参議院選挙にも1票の格差は存在する。2009年9月、最高裁は2007年の参議院選挙区選挙の1票の格差をめぐる訴訟について、議員1人あたり人口の最大格差4.8倍は合憲としつつも、「投票価値の平等という観点からは、この [...]
1.一票の格差がもたらす民主制の歪み
2011年3月、2009年の衆議院選挙における1票の格差をめぐる訴訟に対し、最高裁判所は、選出議員1人あたり人口の最大格差2.305倍は、憲法14条1項の「すべて国民は法の下に平等」に反する可能性が高い、つまり違憲状態に [...]
4.能力・実績重視の人事・給与体系を
また、幹部候補のキャリア官僚を中心に、早期退職勧奨の慣行のもと、天下り・渡りが常態的に続けられている。こうした問題に対し、当初、民主党は再就職斡旋の禁止だけでなく「早期退職勧奨の禁止」も主張していた。しかし、政府案では、 [...]
3. 幹部人事制度の抜本改革を
また、徹底した降格制度の導入や、事務次官級ポストの廃止など、能力や実績に応じて管理職に登用するための幹部人事制度も実施すべきである。 まず降格制度は、民間人登用や若手官僚を能力や実績に応じて幹部職に抜擢しやすいようにする [...]


